「献血は不要不急の外出にあたらない」とむちゃくちゃな理論 無責任な言い分

  • 2020年4月24日
  • 2020年5月3日
  • 事故

「献血は不要不急の外出にあたらない」とむちゃくちゃな理論 無責任な言い分

外出自粛が続く中、例外として、外出が求められる場所があります。大型連休を前に県内の献血ルームは、血液不足が懸念されています。

【石井記者】
「広島市内の献血ルームです。待合室も、献血場所も人がほとんどいません」
【献血ルームピース・渡部厚事業課長】
「緊急事態宣言以降、計画通りの採血が達成できた日はほとんどないという厳しい状況が続いております。最終的には輸血を必要とする患者さんに必要なだけの確保ができないということになります」
広島県内ではがんなどの病気が理由で輸血用血液を必要とする人のために1日およそ300人分の血液が必要です。このままでは医療崩壊につながりかねないと言います。
大きな理由の一つは移動用献血バス。その行き先が無くなったことです。
休業要請などで免許センターや大学での献血が中止となり、1860人分が減少となりました。
血液センターでは「献血は不要不急の外出には当たらない」として協力を呼び掛けています。
【石井記者】
「献血ルームでは感染防止策として机やいすの配置を変え、人と人の距離が確保できるようにしてあります」
職員と接触する場所ではビニールを設置し、飛沫感染に備えました。備品なども職員がこまめに消毒しています。
そんな中、今、懸念されるのは来週からのゴールデンウィーク。
例年は「フラワーフェスティバル」など大型イベントがあり、多くの人が立ち寄ってくれていましたが、今年は中止が決定しました。
血液の保存期間は血小板成分献血が4日間、全血献血が21日間と限られるため、ゴールデンウィーク中も日々、一定数の献血が必要です。
【献血ルームピース・渡部事業課長】
「3密状態を避けるためにも前日までにご予約を頂いて参加頂ければと思います。特に移動献血バスの行き先に困っている休業ではない企業・団体の方地域のコミュニティなどで可能であればお声掛けいただければ…」(出典:TSS)

献血が医療には大事なのはわかります。血液が足りないのは大変なことなのもわかります。ただ、献血のために外出しろというのは違うのではないでしょうか。これだけ外出自粛を呼びかけて、感染しないよう皆が自身を防衛しているなか、どうして外出を促すようなことを言えるのか。どれだけ予防や対策をしてもクラスターを起こしてしまった施設があることはわかっているのだろうか。人の命に関わる仕事をしているなら安易に人の命を危機に晒すようなことは言わないでほしいと思う。

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